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八戸のジム経営者が「ベストボディジャパン2023日本大会」マスターズクラス出場

ベストボディジャパン仙台大会に出場した際の吉岡尚文さん

ベストボディジャパン仙台大会に出場した際の吉岡尚文さん

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 八戸でパーソナルジム「エクシードフィットネス」(八戸市下長2)を経営する吉岡尚文さんが「ベストボディジャパン仙台大会2023」40歳~49歳対象の「マスターズクラス」で優勝し、11月の日本大会に出場する。

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 仙台大会は9月3日、電力ホール(宮城県仙台市)で行われ、吉岡さんは出場者7人の中から優勝。5月には盛岡大会のマスターズクラスでも優勝した。「周囲の期待に応えられ、ほっとした。素直にうれしい」と話す吉岡さんは11月19日、両国国技館(東京都墨田区)で行われる「ベストボディジャパン2023日本大会」のマスターズクラスに出場する。

 仙台大会に向けては、7月から、ジム経営の傍ら自身のトレーニングを行ったという。2時間のトレーニングを週5日、休息日を挟みながら行った。30分間のウオーキングも週4回行い、筋肉量を維持しながら脂肪を落としていったという。減量は通常3~4カ月前から開始するが、5月の盛岡大会にも出場していたため、2カ月で取り組んだ。

 大会1週間前は、大量の水を飲んで体から水分を抜く「ウオーターローディング」を取り入れ、1日に7リットルの水を飲んだ。2日前からは、筋肉を大きく見せる「カーボローディング」で、餅・米などを1日8回に分けて食べ、炭水化物を効率よく取ったという。

 大会当日の朝は「お決まりの牛丼並盛りではなく、ステーキを食べて気合を入れた」と吉岡さん。会場では経口補水液の中に粉末状の炭水化物を溶かして飲み、玄米の菓子を食べて臨んだ。ステージで気をつけたのは、ウオーキングの姿勢。過去に猫背を指摘された経験から、今回は背筋を伸ばすことを意識し、2021年から3回連続となる優勝を手にした。

 トレーニングを始めたのは40代に入ってから。ダイエットのためだった。「メタボの体型から筋肉がついてきて面白くなり、腹筋が割れてている体になろうと、大会を目指すようになった。今が人生で最も身体が若い」と振り返る。日本大会は2019年から出場し、今年で4回目。日本大会に向け「日本一になった景色が見てみたい」と意気込む。今回はポージングの改善に取り組み、初めての優勝を目指す。

 自身の活動について、「何歳なっても夢はかなえられることを子どもたちに伝えたい。世の中で頑張っている人たちにも伝えられたらうれしい」と吉岡さん。活動の様子はユーチューブチャンネル「NAOKICHI BLOG」でも発信している。

 吉岡さんは「仙台大会で3連覇を達成し、日本一に近づけた。日本一の夢は簡単にかなえられるものではないと思うが、いつか必ずかなえられると信じて夢に向かって頑張って行きたい」と力を込める。

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