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八戸・金入が青森の縄文遺跡出土品かたどったカプセルトイ 合掌土偶など6種類

「AOMORI JOMON カプセルトイ」

「AOMORI JOMON カプセルトイ」

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 文具店「カネイリ」を運営する「金入」が11月15日、青森県内の遺跡から出土した土器・土偶などをデザインしたカプセルトイ「AOMORI JOMON アクリルスタンド」の販売を始めた。

6種類のカプセルトイを並べると、長七谷地貝塚の写真が完成する

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 風張1遺跡(八戸市是川)から出土した国宝「合掌土偶」をはじめ、二ツ森貝塚(七戸町)の鹿角製櫛(ろっかくせいくし)、三内丸山遺跡(青森市)の六本柱、大型板状土偶、亀ヶ岡石器時代遺跡(つがる市)の遮光器土偶、十腰内2遺跡(弘前市)の猪型土製品など6種類の写真をアクリル板にプリントした。

 同社スタッフの椛沢五月さんは「青森県の縄文遺跡の出土品はかわいいものが多い。どれにしようか迷ったが、思った通りのカプセルトイができた」と自信を見せる。同社ではこれまで、合掌土偶をかたどったスノードーム、縄文をプリントした手ぬぐいなど、縄文時代に焦点を当てたオリジナル商品の開発を展開してきた。カプセルトイはアサヒ印刷(弘前市)の協力を得て7月から開発。台座には長七谷地貝塚(八戸市桔梗野工業団地)の写真をプリントし、6種類を並べると1枚の写真が完成するようにした。

 椛沢さんは「カプセルトイをきっかけに青森県の縄文遺跡に興味を持つ人、現地に足を運ぶ人が増えたらうれしい」と話す。「机の上など身近な場所に置いて、クスッと笑ってもらえれば」とも。

 価格は1個=500円。同社の番町店(八戸市番町)、下田店(おいらせ町)、弘前店(弘前市)、カネイリミュージアムショップ(八戸市三日町)、是川縄文館(是川)で販売する。

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