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八戸のコミュニティー放送局「BeFM」、サイマル放送開始-青森県内初

青森県内のコミュニティー放送局で初のサイマル放送を始めた八戸の「BeFM」

青森県内のコミュニティー放送局で初のサイマル放送を始めた八戸の「BeFM」

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 八戸のコミュニティー放送局「ビーエフエム」(八戸市八日町8)が1月6日、番組をインターネットストリーミング配信するサイマル放送を始めた。青森県内に4局あるコミュニティー放送局でサイマル放送対応は初。

 同局は1999年に開局、八戸市内を中心に放送エリアを展開し、同地域の生活情報番組や災害情報を制作・放送している。

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 2010年からは、ツイッターで番組情報をつぶやき、ユーストリームで八戸花火大会や八戸三社大祭を生中継する取り組みも始めた。2011年の東日本大震災の時には同局内の設備も被害を受ける中、夜を徹し放送やツイッターで同地域の災害関連情報を流し、2012年には八戸市と「災害時における災害情報等の放送に関する協定」も結ぶ。

 同局のサイマル放送プロジェクトを担当する奥瀬暁さんは「これまでにも災害情報やイベントをツイッターやユーストリームで流すことで、ラジオを持っていない人や遠隔地に住む人にも八戸の情報を提供することができて手応えを感じた」と話す。サイマル放送への対応は、「震災前から話題には出ていたが、震災と今年の開局15周年を機に具体的に動き出した」という。

 サイマル放送開始から1週間が経過し遠隔地の八戸にゆかりのあるリスナーから、同地域の気候や行事などへのメッセージが届くことも増えた。「平常時はもちろん、災害時にはラジオが聞こえづらい地域や遠隔地に住む人の貴重な情報源になるのでは」と期待を寄せる。

 同局の塚原隆市放送局長は「サイマル放送が始まり、より多くの地域や幅広い年代の人に地域の情報を届けられる。地域密着の番組づくりで地域を盛り上げ、生活・災害情報をきめ細かく届けていくスタンスはぶれることなくやっていきたい」と話す。「15周年を機にさらに市民とともに番組づくりをすすめ、番組に通じ地域を盛り上げる輪が広がれば」とも。

 同局のサイマル放送は朝・昼・夕の生放送を中心に、PCでは「サイマルラジオ」のホームページから、スマートフォンでは「ListenRadio」などのアプリで聴取できる。

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