暮らす・働く

八戸商工会議所青年部が25周年-記念式典・講演などで華やかに

25周年記念祝賀会であいさつする八戸商工会議所青年部の西川禎会長

25周年記念祝賀会であいさつする八戸商工会議所青年部の西川禎会長

  • 0

  •  

 八戸商工会議所青年部の創立25周年記念式典が10月22日、八戸パークホテル(八戸市吹上)で開かれ、25周年以降の方向性の発表や記念講演、祝賀会が行われた。

情報発信をテーマに記念講演を行ったいしたにまさきさん

[広告]

 同青年部は1987(昭和62)年10月に会員数136人で設立。地域社会の健全な発展を図る商工会議所活動の一翼を担うとともに、次世代の先導者としての豊かで住みよい郷土づくりに貢献するのが目的。現在の会員数は123人(9月現在)。

 記念式典には会員や関係者約120人が参列し来賓あいさつや活動の紹介、今後の方向性などが示された。

 同式典に続き、ブロガーでFrogApps役員、内閣広報室・ITアドバイザーの「いしたにまさき」さんが「時代に対応ネットで発信!地域活性化 今、企業が考えるコミュニケーションモデル」をテーマに記念講演を行った。講演でいしたにさんは官邸でのツイッター活用の取り組みや自身が取り組んでいる「ひらくPCバッグ」「とれるカメラバッグ」や位置情報を活用したスマートフォンアプリ「miil(ミイル)」の事例などを紹介。「八戸は海の幸にも恵まれているのはもちろん、八戸セメントや八戸キャニオンなど産業観光にも適した地域。工場夜景や鉄道むすめでマニアにも注目されている。ネットでは有利なポジション。ぜひネットを活用して情報発信を続けてほしい」と締めくくった。

 続く祝賀会では、西川禎会長があいさつ。「この夏の伊調馨・小原日登美選手のオリンピックでの金メダル、光星学院高校の甲子園での準優勝、B1グランプリでの八戸せんべい汁研究所のゴールドグランプリと、八戸には今、追い風が吹いている。この追い風に乗るためにも、どんどんITを活用した地域資源の情報発信や地域を愛する市民との絆づくりに取り組んでいかなければならない。これからも各種事業に積極的に取り組んでいきたい」と述べた。

 会場にはブースも出店。「えんぶり鍋」や氷で作った船に刺し身を盛った「スケートの街 氷都 はちのへ 大漁船盛 元気創発丸」、地サイダーの三島炭酸水でウイスキーを割った「八戸YEGハイボール」、せんべい汁の汁がシロップのかき氷「せんべい汁風かき氷」など地元の食材を生かしたアイデアあふれるオリジナルメニューが並んだ。ステージではバトン部やジャズの演奏も行われるなど、終始華やかなムードに包まれた。

  • はてなブックマークに追加

八戸経済新聞VOTE

八戸経済新聞で知りたい情報は?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース