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八戸でジャズとコンテンポラリーダンスのコラボ-当地を独自の世界観で表現

幻想的な「豊島重之+モレキュラーシアター×岩淵久美子」のステージ

幻想的な「豊島重之+モレキュラーシアター×岩淵久美子」のステージ

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 南郷文化ホール(八戸市南郷区)で11月17日・18日、ジャズとコンテンポラリーダンスを組み合わせ新しい作品をクリエーションするダンス公演「DANCE×JAZZ vol.2」が行われた。

「黒沢美香&ダンサーズとneo provincial attitude」がトリを務めた

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 同イベントは昨年に引き続き2回目。今回はダンスユニット3組と地元ジャズミュージシャン3組とがペアを組んだ。当日は、「KATHY×The Moonlight Orchestra」「豊島重之+モレキュラーシアター×岩淵久美子」「黒沢美香&ダンサーズ×neo provincial attitude」(出演順)の3組が演目を披露した。演目には、地元をリサーチしたり、地元の龍興山に登山した経験などを取り入れたりして、アーティストが独自の世界観で南郷区ならではのダンスや音楽を表現した。

 このうち、地元のダンスカンパニーのモレキュラーシアターは、ソロのパーカッションプレーヤーとのセッション。観客に背を向けた演奏者は、ダンサーたちと向かい合う位置で座り、スネア、カネ、メトロノーム、声など多種多様な楽器で世界観を創り上げた。舞台上に配置された四角く光る特殊な舞台装置が特徴的で、その装置から発する光に照らされ、5人のダンサーたちは迫力あるダンスと顔の表情で観客を圧倒した。

 最後に上演した「黒沢美香&ダンサーズとneo provincial attitude」のセッションは、ドラムのリズムに乗って8人の女性ダンサーが腰を振りながら踊る様子が印象的な振り付け。途中、ダンサーから声が発せられ緊張感が高まった後、セチヨウコのボーカルで「テネシーワルツ」が歌い上げられ、観客は息をのむように見入っていた。

 集まった観衆約280人は前衛的コラボレーションに圧倒されながらも、約2時間のステージを楽しんだ。

 出演したパーカッションプレーヤーの岩淵久美子さんは「出演は昨年に続き2回目。昨年の経験をふまえて、今年はさらにダンスとジャズのお互いのジャンルを超え、それぞれを融合させた作品にしたかった。今年は約1カ月間、この作品とじっくり向き合う時間をとった。演出の豊島さんに表現の意味を尋ねたり、私も実際にテーマとなった龍興山に登って聞こえた音をヒントにしたりするなど、理解を深めるよう努力した。ソロの演奏も初めてだが、さまざまな人のサポートもあり、世界観に浸るような音をつくり、コラボレーションする新しいチャレンジができてうれしい」と安堵(あんど)の表情で話した。

 八戸市内から訪れたという二ツ森護真さんは「出演した八戸のジャズミュージシャンには知り合いも多く、過去に演奏も聴いたことがあったが、今回のコラボレーションで新しい魅力を再認識した。これからの可能性を感じるイベントだった」と興奮気味に話していた。

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