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八戸の工場をアートの視点で学ぶ講座-講義・ワークショップで魅力を再発見

講座では講義の他に工場で作られる製品を素材にワークショップも行う(写真は昨年のもの)

講座では講義の他に工場で作られる製品を素材にワークショップも行う(写真は昨年のもの)

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 八戸で8月6日から、地域の工場をクリエーティブな視点で理解し魅力を発信していく講座「八戸工場大学」が開かれる。

北東北随一の工業地帯の八戸港

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 全6回の講座では、JX日鉱日石エルエヌジー・サービス、東京鉄鋼、エプソンアトミックス、八戸鉱山(八戸キャニオン)などの市内の工場から講師を招き工場への理解を深めるほか、アーティストともに工場の模型を作るなどのワークショップを行う。課外活動での工場見学やサークル活動で市内の工場と共同でのアートプロジェクトも予定している。

 事務局を務める「八戸市まちづくり文化スポーツ観光部まちづくり文化推進室」芸術環境創造専門員の大澤苑美さんは「八戸工場大学は昨年度から始まったプロジェクト。受講生が連続した講座で能動的に学ぶことを大学になぞらえている。現在稼働中の工場と共同でアートプロジェクトを行うというのは全国でも例があまりないのでは」と話す。

 八戸工場撮影ファンクラブ発起人で同大学学長の尾刀(おがた)幸雄さんは「工場とアートという異質なものがテーマなので、昨年は老若男女、個性豊かな受講生が集まった。今年も工場をテーマにアートプロジェクトを行うことで、八戸の工場の魅力を再発見するとともに自分の中にも埋もれている魅力を再発見してほしい」と参加を呼び掛ける。

参加無料。定員は30人(定員を超えた場合、選考あり)。申し込み締め切りは7月30日(必着)。詳細は市内配布紙面とホームページで確認できる。

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