八戸市の社会人吹奏楽団「楽団アルカディア」が、活動を再始動させるとともに新規の入団希望者を募っている。

　同楽団は音楽を楽しみ人々に幸せを届けようと2007年に結成。吹奏楽コンクールなどの大会には出場せず、音楽を純粋に楽しむことに重点を置き活動してきた。

　近年は活動を休止していたが、吹奏楽の楽しさを多くの人々に広げようと2017年から活動を再開。主に八戸市や周辺の青森県南地方在住の20代のメンバーが多く在籍する。現在は週に1回程度、主に八戸市立東公民館（八戸市新井田）を会場に練習を行っている。

　楽団では活動の強化に伴って年齢や音楽経験の有無を問わずメンバーを募集している。募集している楽器パートは、ホルン、トロンボーン、サクソフォン、チューバ、コントラバス、打楽器など、全てのパート。

　6月末までは「新規入団マル特キャンペーン」として、月々の会費1,000円が2カ月間無料となり、譜面台を贈呈するなどの特典を用意する。

　代表の高中寿貴さんは「楽団アルカディアは吹奏楽団ではあるが新感覚の新しい音楽を求めた楽団。これまではホールでの演奏や、イベント出演などさまざまな活動をしてきた。これからは、地域の皆さんに対して身近でありながら新しさも感じさせる音楽活動をしていきたい。これまでは吹奏楽や音楽の経験が無かった方など、思いを持った方に集まっていただければ」と話す。「楽団に入ることで、大勢で大きなステージで演奏する楽しさが味わえる」とも。

　入団希望や練習見学は高中さん（arcadia20071104@yahoo.co.jp）まで。