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八戸のジャズ喫茶で音楽家がジャズ講座

ジャズ講座には多くのジャズファンが詰めかけた

ジャズ講座には多くのジャズファンが詰めかけた

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 八戸・南郷のジャズ喫茶「ジャズの館 南郷」(八戸市南郷区中野)で7月21日、八戸出身の音楽家、大谷能生さんを講師に迎えジャズ講座が開かれた。参加者約50人は大谷さんの青春時代の思い出話と共にジャズを楽しんだ。

ジャズ講座の会場となった八戸市南郷区の「ジャズの館 南郷」

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 昨年から同区で開催されている「南郷アートプロジェクト2012」のオープニング企画として行われた同講座。同区では「南郷サマージャズフェスティバル」が開かれるなど、ジャズとのゆかりも深い。同店に所蔵されている3000枚の貴重なレコードの中から大谷さんの独自のセンスでピックアップしたレコードを聴きながら、「コーヒー片手に気軽にジャズを楽しんでほしい」と企画した。

この日、市内から参加した30代の女性は「ジャズやレコードで知りたいと思っていた事を知ることができて良かった。ゆったりとした楽しい時間が過ごせた」と話し、同じく市内から参加した60代の男性は「ジャズの館にレコードを数枚寄贈したことがある。偶然通りかかったら、この企画をやっていたのでうれしくて入った」と振り返る。

 同プロジェクトの大澤苑美さんは「このプロジェクトは『身体オドル、心オドル、あなたとオドル』がテーマ。南郷の暮らしの中にアートが持つ新しい視点や面白い考え方を取り入れた企画を開催したい」と話す。

 同プロジェクトでは今後、神楽とダンスを組み合わせた「ショーメン~島守神楽バージョン~」や、家とダンスを組み合わせた「南郷コシツ」などを開いていく予定。

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