サッカー&フットサル専門誌「青森ゴール」が7月1日、通算100号を発刊した。
2009(平成21)年に創刊された同誌は隔月発行で、「青森ゴール編集部」(八戸市石堂2)が青森県内の高校サッカーや社会人リーグ、フットサル、ビーチサッカーなどの情報を紹介する。編集長の松坂匡克さんは「気付いたら100号に到達していた。これまで関わってくれた関係者や取材に応じてくれた皆さんには感謝しかない」と振り返る。
100号では、県内初のサッカー専門誌としての歩みを特集し、青森県出身プロサッカー選手の櫛引政敏選手と高橋壱晟選手、元青森山田高校サッカー部監督・黒田剛さんの3人にインタビューした記事を掲載する。
青森県内のサッカーをより身近に感じてもらおうと同誌を立ち上げた松坂さんだが、取材や誌面デザインは全て独学だった。実績がなく、取材を断られたり、書店での取り扱いを断られたりと苦しい時期も長かった。制作は経営していた飲食店のスタッフに声をかけ、手探りで制作を始めたという。「当時は(パソコンの)電源の入れ方すら分からない状態からの出発だった」と苦笑する。「少しずつ実績を積み重ね、地元に根付くことができた。小学生だった選手が高校生となり、『青森ゴールに取り上げてもらうことを目標にしていた』と言ってくれた時はうれしかった。徐々に書店からは取り扱いたいと連絡をもらえるようになった」とも。
県内のサッカー環境については「創刊当初の17年前に比べれば大きく発展した。Jクラブが誕生し、県出身のプロ選手も数多く生まれている。フットサルやビーチサッカーでも男女ともに青森県のチームが東北を牽引する存在になっている」と話す。
7月6日には、カクヒログループアスレチックスタジアムでキャンプを行ったJ1・FC町田ゼルビアを取材するなど、次号に向けて奔走する。
「サッカーで人が集まり、子どもたちが夢を描ける青森県になれば」と松坂さん。「雑誌という形はこれからも大切にしていきたいが、青森のサッカーを盛り上げるための一つの手段。若い世代を応援し、サッカーで青森県がもっと元気になれば」と意欲を見せる。
価格は1,100円。青森県内の書店、コンビニなどで取り扱う。