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八戸・館鼻漁港で「八戸花火大会」 クラウドファンディング活用し6000発を打ち上げ

「第41回八戸花火大会」

「第41回八戸花火大会」

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 八戸の夏の風物詩「第41回八戸花火大会」が8月22日、館鼻漁港(八戸市新湊3)で開かれる。

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 今年の大会は、昨年同様に新型コロナウイルス感染予防対策で、会場に入場できるのは有料観覧席のチケット購入者か招待者のみとする。上限は5000人に設定。無料観覧エリアは設けず、出店(でみせ)の出店(しゅってん)も行わない。入場ゲートを設けて検温と手指の消毒を行い、場内でもマスクを着用してもらう。打ち上げ時間も一昨年までの約1時間30分から昨年と同じ1時間に短縮し、その時間に内容を盛り込みおよそ6000発を打ち上げる予定。

 花火大会はこれまで地域企業の協賛や市民の寄付によって行われてきたが、大会委員会では今年、初めてのクラウドファンディングを7月1日から31日まで行い、幅広く支援を呼び掛けている。目標額は200万円。個人向けは3,000円から支援が可能で、リターン品(返礼品)には、地酒や八戸ワインがもらえる「ステイホームで乾杯コース」(1万円)や八戸市民限定で会場内の特別エリアで花火を観覧できるコース(2万円)、会場でメッセージが読み上げられる「メッセージ花火」(3万円)などがある。企業向けでは、大会プログラムのタイトル決定権が付いたプラン(50万円~100万円)も用意している。

 有料観覧席は、今年も「八戸花火大会応援チケット」として今月20日午前10時から八戸市内のロッピー端末でのみ販売。価格は1万円で、4メートル×2メートルの区画を4人まで利用できる。チケット購入者のみ、湊高台の青潮小学校建設予定地に設置される駐車場と、会場間を運行するシャトルバスを利用できる。

 今年もコミュニティ放送局「BeFM」が会場からの生放送や、ユーチューブでのライブ配信も予定している。会場から離れていても、プログラムの進行状況や現場の様子などをリアルタイムで確認できる。

 大会実行委員長の中村誠さんは「昨年に引き続き、感染予防対策を万全に開催に向けて準備をしている。市民の皆様に喜んでもらえ、八戸の活性化につなげられる花火大会にしたい」と話す。

 19時開演。悪天候の場合29日に延期。

(8月18日追記)8月22日に予定していた八戸花火大会は8月29日に延期となりました。詳しくは主催者HP・Facebook等をご確認ください。
(8月23日追記)8月29日に延期となりましたが、さらに再延期となりました。詳しくは主催者HP・Facebook等をご確認ください。

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