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八戸で学生主体のダンス公演-多彩なジャンルを10組19人が熱演

「tina 蒼天を仰ぐ」を踊る四戸彩有里(右)さんと高橋郁(左)さん

「tina 蒼天を仰ぐ」を踊る四戸彩有里(右)さんと高橋郁(左)さん

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 八戸のスペースベン(八戸市柏崎)で3月17日、高校生・大学生などが主体となり多彩なジャンルのダンスステージを披露する「Dance Project(ダンスプロジェクト)」が開かれた。

ダンサーもスタッフも全て高校生・大学生が務めた

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 同プロジェクトは今回で9回目。「自ら進んで挑戦する意志と行動に新たな発見がある」をテーマに創作ダンスを披露するダンサーはもちろん、舞台の音響・照明・アナウンスなど裏方も全て高校生・大学生が主体的に行う。創作ダンスのジャンルも、ストリートダンス、バレエ、日本舞踊、民舞踊、ジャズダンスなどバラエティーに富んでいる。

 チケットも学生たちが手売りで販売し、当日は約100人の観客が集まった。10組19人のダンサーの熱演に、観客は盛んに拍手や声援を送っていた。

 このうち、八戸東高校表現科3年の四戸彩有里さんと高橋郁さんは無国籍風の民舞踊「tina 蒼天を仰ぐ」を披露。同じクラスで3年間を過ごした2人だが、2人で踊るのは最初で最後。「1人で踊るよりもタイミングなど難しい面もあるが楽しい」と話し、「全力を出し尽くしたので、観衆にもそう感じ取ってもらえるとうれしい」と笑顔で話した。進学のために八戸を離れてしまう2人だが、「機会があればまたぜひ出演したい」とも。

 「さまざまなジャンルを観客に対して『魅せる』という意識を持って表現できていた。大きなステップになったと思う」と総合企画・構成の昆賀子モダンダンススタジオの昆賀子さん。「今日、見に来た人で自分を表現したいと思った人はぜひ来年のステージへ」と次回の出演を呼び掛ける。

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