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八戸の大学生と高校生がリモートでラジオ番組収録 コロナ禍でも高大連携

「はちがくクロス」をリモート収録

「はちがくクロス」をリモート収録

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 八戸学院大学と八戸学院光星高校(湊高台)がコミュニティーラジオ放送局BeFM(八日町)の協力を得て制作しているラジオ番組「はちがくクロス」が、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、リモートでの収録に挑戦している。

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 同番組は2020年12月にリニューアル。地域の人に大学や高校のPRをすることや地元の魅力を知ってもらうことを目的に高大連携で番組制作に取り組んでいる。番組では地域の話題や学校生活の出来事など、若者の等身大の会話を繰り広げている。2021年12月には放送開始1周年を記念し、リアルタイムでラジオを聴くことができない人向けに同番組のユーチューブ動画制作も始めた。動画の編集も学生が行い、活動の幅を広げている。

 現在は、学生4人、生徒3人の計7人が出演。コロナ禍で集まることが難しい中、どうにかして番組制作を続けていきたいという思いから、今回初めてリモート収録に挑んだ。学生4人はスタジオから、生徒3人はそれぞれの自宅より収録に参加した。

 リモート収録時に気を付けていることについて、八戸学院大学地域経営学部4年の小笠原康太さんは「就職活動の時もリモートが多く、相手の顔をしっかり見たり話をよく聞いたりしていたので、対面で話す時よりも慎重に話している」と話す。同健康医療学部3年の濱浦良野さんは「早口になってしまうことが多いので、リモートでつながっている人たちにもしっかり伝わるようにゆっくり話すことを心掛けている」とも。

 放送時間は水曜17時30分~17時45分。

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