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八戸港の観光遊覧船が今期の営業開始-昨年は3500人乗船

八戸港観光遊覧船は4月中旬から10月末日まで営業する

八戸港観光遊覧船は4月中旬から10月末日まで営業する

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 八戸港を周遊する八戸通船(八戸市大字鮫町、TEL 0178-33-3430)の観光遊覧船「はやぶさII号」の今期の営業が4月19日、始まった。

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 同遊覧船は、八戸市有数の名勝地である蕪嶋周辺を起点に約40分かけて八戸港を周遊する。蕪嶋(かぶしま)周辺では、周辺に生息する多くのウミネコが遊覧船と並走する。例年冬季は休業し、4月中旬に地元の「蕪嶋まつり」に合わせて営業を開始する。18日には営業を前に安全祈願祭が行われ、関係者らが安全を祈った。

 同地域周辺は昨年「三陸復興国立公園」に指定され、海岸線には風光明媚(めいび)な景観が続き例年多くの観光客が訪れる。

 岩見富光船長は「震災前は毎年5000人の乗船客があったが昨年は3500人。徐々に客足は戻ってきている。今年は昨年以上に伸びてくれれば。乗船する人は観光や帰省で八戸を訪れた人が多い。地元の人にも、もっと気軽に遊覧船から見る八戸港を楽しんでほしい」と利用を呼び掛ける。

 はやぶさII号は同船専用乗り場から発着。営業は10月末日まで。出航時刻は、平日=11時・13時・14時、日曜・祝日=10時・11時・12時・13時・14時・15時(8月1日~15日は全て日曜・祝日のダイヤで運航)。料金は、中学生以上=1,200円、2歳~小学生=600円、1歳までは無料。

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