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八戸で市民活動を促進する「広報・情報発信セミナー」 ワークショップで交流も

「あおもりNPOサポートセンター」事務局長の柳沢拓哉さん

「あおもりNPOサポートセンター」事務局長の柳沢拓哉さん

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 市民活動を促進する市民活動促進講座「広報・情報発信セミナー 仲間づくりを広げるヒント」が11月28日、八戸市総合福祉会館(八戸市根城8)で開かれた。

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 講座は八戸市市民活動サポートセンター「ふれあいセンターわいぐ」が主催する「市民活動促進講座」の一環。講座では市民活動に関心の深い団体や個人を対象として開いている。

 本年度2回目の開催となった今回は、NPO法人「あおもりNPOサポートセンター」事務局長の柳沢拓哉さんが、市民活動の輪を広げるための仲間づくりや参加者を増やすための広報手段などについて講話とワークショップを交えながら具体的な方法を紹介。

 同センターは青森県で唯一の中間支援組織として、NPOの設立に向けたサポートや行政や民間企業とNPO団体をつなぐ活動を展開している。柳沢さんは同団体のほか、八戸ポータルミュージアムはっちの職員として開館準備や企画運営に携わる中で市民活動を支援してきた。

 柳沢さんは効果的な広報手段について、「活動の売りは何なのかが分からないまま宣伝をしてもなかなか人は集まらない。自分たちの活動を見つめ直し、伝えたい相手に伝わるような情報発信が必要」と指摘。SNSの普及によって情報発信が容易になる中、八戸地域においては「地元紙やコミュニティー放送局などの地域メディアを活用することも効果的」と付け加えた。

 講座には八戸市や五戸町から、街歩き、ウオーキング、子育てなどに携わる団体のメンバーや個人17人が参加。ワークショップでは4つのグループに分かれて意見交換し、参加者同士の交流を深めた。

 柳沢さんは講座修了後、「受け手になる人の目線に立った情報発信が大切。八戸は元気のある街なので、これからもどんどん活動が活発になっていくのではと感じた」と話す。

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