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八戸で地元風景テーマの企画展 写真や絵画など、蕪嶋神社復興支援も

「私だけの八戸美風景展」には26人73点の作品を展示販売する

「私だけの八戸美風景展」には26人73点の作品を展示販売する

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 八戸市の彩画堂(同市城下1、TEL 0178-24-4222)2階ギャラリーアートフォースで「私だけの八戸美風景展」が開かれている。

ウミネコの模型がありし日の蕪嶋神社の写真を見つめる

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 アマチュアの写真愛好家や絵画愛好家の作家が八戸および近郊のお気に入りの風景をテーマに作品を展示販売する。2回目となる今回は26人の作家の作品73点を展示販売している。

 展示している作品は、写真、油彩画、水彩画、アクリル画、パステル画など幅広く、描いた絵を布に印刷した珍しい手法の作品や八戸にゆかりの深いウミネコやホヤなどを題材に羊毛フェルトの作品なども展示する。価格帯も150円から購入できるポストカードタイプのカレンダーから数十万円の絵画までと幅広い。

 同展企画中に八戸の観光名所としても知られる蕪嶋神社が火災により全焼、急きょ同神社にまつわる作品を多く集め展示販売することにし、37点の作品が集まった。

 会場となる彩画堂社長の松田和幸さんは「蕪島は八戸近辺の写真家や画家が一度は題材にしている場所。市外から来るお客さんを必ず連れて行く場所でもある。蕪島は島と神社で一つの場所だと感じている。私たちや作家の方々の力で少しでも蕪嶋神社のお役に立ちたい」と話す。

同展売り上げの一部は、蕪嶋神社の復興を目的とする浄財箱に寄付する予定。ギャラリーにも浄財箱を設置している。

 会場では、火災前の蕪嶋神社の写真や絵画を見て涙ぐむ来場者や、「昔からあることが当たり前だったので、展示を見て改めて神社の良さを感じた。八戸の人にとって蕪島・蕪嶋神社は特別」と話す人も。

 開催時間は10時~17時30分。入場無料。休館日は12月5日・7日・14日・21日・28日、同30日~来年1月4日・1月11日。1月17日まで。

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