八戸・水産科学館でマイワシ展示 約700匹が水槽で回遊

八戸水産科学館では活イワシの展示は初めて

八戸水産科学館では活イワシの展示は初めて

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 八戸市の水産科学館マリエント(八戸市鮫町、TEL 0178-33-7800)は現在、マイワシ約700匹を展示している。

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 イワシは餌卸業の「今野産興」(宮城県南三陸町)が同館に寄贈したもので、同館3階の展示室に設置した大型の円形水槽(直径1.2メートル、高さ2メートル、貯水量約1トン)の中で10センチから12センチの個体が群れをなして回遊している。

 マイワシは長期飼育が難しいため同館での展示は今回が初めて。展示期間は未定だが、クリスマスごろまでが見頃という。

 同館スタッフの山本綾香さんは「イワシの大群が群れで泳いでいると迫力がある。近くで見ても、遠くから見てもキラキラと輝いていてイルミネーションを連想させる。クリスマスに合わせてぜひ大勢の方に足を運んでほしい」と来館を呼び掛ける。

 訪れていた来館者は「イワシは群れで回遊するので、ぐるぐると円形水槽の中を泳いでいる姿が好き。水槽に軽く触れるとイワシの群れが一瞬崩れてまた群れに戻るので、そういうイワシの動きを観察しているのが楽しい。イワシの顔をよく見るとかわいい」と話し、イワシに見入っていた。水槽前のベンチに座り込みゆっくりとイワシを鑑賞する姿も見られた。

 同館の開館は9時~17時。入館料は、一般=300円、高校生=200円、小中学生=100円、シニア(65歳以上)=150円、小学生未満は無料。

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