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「八戸三社大祭」開幕-前夜祭の人出は約23万人、昨年より6万人多く

ライトアップされた大型山車とお囃子(はやし)の競演が観客を魅了した

ライトアップされた大型山車とお囃子(はやし)の競演が観客を魅了した

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 国の重要無形民俗文化財にも指定されている「八戸三社大祭」が7月31日の前夜祭で幕を開けた。

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 八戸三社大祭は八戸エリア最大のお祭りで、290年の歴史と伝統を誇る。例年7月31日から8月4日まで大型山車が市内中心部を練り歩く。8月1日の「お通り」と8月3日の「お還(かえ)り」では、三社大祭の由来にもなっている、おがみ神社、新羅神社、神明宮の3神社の神輿(みこし)行列と大型山車の合同運行が行われる。

 31日に行われた前夜祭では、大型山車27台が八戸市内のメーンストリートと市庁前市民広場に集結。ライトアップされた大型山車とお囃子(はやし)の競演が観客を魅了した。

 八戸観光コンベンション協会によると31日の前夜祭の人出はおよそ23万人。昨年よりも6万人多かった。同協会では「今年は天候に恵まれたので大勢の人出につながったのでは」と分析し、「今年はお祭り期間が週末にかかる日程なので、例年より大勢の人に来ていただけるのでは」と期待を寄せる。

 同祭期間中には、おがみ神社例祭や加賀美流騎馬打毬(だきゅう)、ステージイベントなども開催され、八戸市内はお祭りムード一色に包まれる。

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