八戸の文化観光施設「八戸ポータルミュージアムはっち」（八戸市三日町）内の「こどもはっち」で5月19日、レゲエアイドルシンガーのCoba-Uさんによる「童謡れげえコンサート」が行われた。

ステージに子どもがあがるハプニングも

　Coba-Uさんは、レゲエと童謡をミックスさせた童謡レゲエのジャンルを開拓。同ジャンルのアルバムをリリースし、幼稚園や介護施設などでのミニライブを積極的に行っている。「いつでも夢を」をレゲエ調にアレンジした曲を東日本大震災で被災した日立市の復興応援ソングとしても歌っている。

　今回のミニライブは、青森県内のライブツアーの合間に行われたもの。Coba-Uさんの「被災地の子どもたちに音楽で笑顔になってもらいたい」との思いから実現した。

　ミニライブでは、「ドレミの歌」「崖の上のポニョ」「森のくまさん」「赤い靴」など6曲を披露。会場には親子連れ約60人が訪れ、耳慣れた童謡をレゲエのリズムで楽しんだ。途中、子どもたちがステージ前で踊り出すなど盛り上がり、アンコール終了後には今回の訪問を感謝した「こどもはっち」スタッフから花束が手渡された。

Coba-Uさんは、19日には八戸市、20日には青森市内のライブハウスでライブを行う。