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八戸で伝統芸能えんぶりの写真・人形展 写真22点、人形25点を展示

えんぶりの写真・人形展「えんぶりの里」

えんぶりの写真・人形展「えんぶりの里」

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 八戸地方に伝わる伝統芸能「えんぶり」のさまざまな表情を捉えた写真や人形を展示する「えんぶりの里」が現在、夢百貨ギャラリー(八戸市江陽)で開かれている。

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 2005(平成17)年から続く恒例の展示で、今回が17回目。会場の壁面には、真っ白な雪を背景にえんぶりを披露する人々や、にこやかな表情を浮かべる子どもたち、雪の中で行われたかがり火えんぶりなど、青森県南地方の5人の写真家がさまざまな角度から捉えた作品22点が並ぶ。

 幼い頃からえんぶりを見てきたというえんぶり人形作家・下崎雅之さんの人形は、新作も合わせて25点を展示。新作は、たますだれ、ほっかぶり、あまちゃっこ、おがむ、ザイの5点。「たますだれ」は塩町えんぶり組の子どもが左手に扇子、右手に長く伸びるすだれを持ち、表情豊かに舞う様子を表現した。すだれや扇子は本物と同じ構造で作るなど、細部までこだわっている。人形1体の製作に約4カ月かかるといい、烏帽子(えぼし)の素材や衣装の柄、舞いの所作、祝儀袋の柄に至るまで、できる限り本物に近づけた。

 中には八太郎えんぶり組のえびす舞を写真と人形で並べた展示もあり、見比べて楽しむこともできる。長引くコロナ禍の影響で、八戸えんぶり、南部地方えんぶりが2年連続で中止となる中、えんぶりの雰囲気が感じられる数少ない展示となっている。

 下崎さんは「去年はえんぶりを実際に見ることができなかったが、イメージの中から5体を作った。写真も素晴らしいので、ぜひ楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。

 開館時間は10時~17時(最終日は12時まで)。2月23日休館。入場無料。2月27日まで。

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