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三沢のバレエ団体が「工事中」を題材にコントを制作 八戸市公会堂で披露へ

作業服姿で「工事中」の練習に取り組む小学生のメンバー

作業服姿で「工事中」の練習に取り組む小学生のメンバー

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 三沢市で活動する「SWAN(スワン)バレエサークル」が2月25日、八戸市公会堂で開かれる「八戸パフォーマンス劇場」に初出演する。

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 2010(平成10)年に結成し、4歳から大人まで約70人の市民がクラシックバレエに取り組む同団体。現在、八戸パフォーマンス劇場への出演に向け、バレエとコントを組み合わせた演目「おどリーナ」の練習に取り組んでいる。

 おどリーナは、石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」を歌ったり、ブラームス作曲「ハンガリー舞曲第5番」に合わせて「寝坊」の様子を表現したりする同団体オリジナルの演目。

 八戸パフォーマンス劇場では「工事中」と題した演目を披露。ヘルメットや作業服を身に着け、口の周りにひげを描くなどして「作業員」に扮(ふん)した20人のメンバーが、スッペ作曲「軽騎兵序曲」に合わせてアスファルトを砕く空気圧ハンマードリルやスコップを模した道具を持って舞うという。同団体代表のSAYAKAさんは「ターンして華麗に舞う様子を楽しんでほしい」と話す。

 「クラシックバレエも好きだが、『ドリフ大爆笑』や志村けんさんも好きだった。バレエを通して日常生活を表現したい」とSAYAKAさん。おどリーナは、バレエを通して多くの人に笑顔になってもらおうと考えた。昨年12月、三沢市公会堂で開いた発表会で工事中を披露した際には客席から「待ってました!」などの声が掛かるなど盛り上がったという。

 「クラシックバレエには近寄りがたさを感じる人もいると思うが、コメディータッチの演目やダンスも披露するので、八戸の人にもぜひ見てもらいたい」と同団体に所属する高校生メンバーの一人。SAYAKAさんは「世界中で起こる辛い出来事を忘れられる時間にしたい。ぜひ笑ってほしい」と話す。

 八戸パフォーマンス劇場には同団体を含め12団体が出演する。開演時間は13時。入場料は500円。

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