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八戸花火大会、大輪の7000発に歓声 市民の願いと思い出、夜空いっぱいに

大輪の花火が八戸港の夜空を焦がした

大輪の花火が八戸港の夜空を焦がした

 八戸の夏を締めくくる風物詩「八戸花火大会」が8月22日、館鼻漁港(八戸市新湊3)で開かれた。

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 八戸青年会議所を中心に組織する実行委員会が主催。八戸三社大祭、八戸七夕まつり、小中野祭り、南郷サマージャズフェスティバルなど、数々の祭りやイベントで賑わった八戸の夏を、八戸港の上空いっぱいに広がる約7000発の花火で締めくくった。

 八戸聖ウルスラ学院中学・高校との連携企画では、生徒が歌う「ダーリン(Mrs. GREEN APPLE)」に合わせて花火を打ち上げた。22人の生徒の力強い歌声が響く中で大輪の花火が次々に夜空を焦がすと、来場客から拍手や歓声が起こり、会場は一体感に包まれた。

 市民から寄せられたメッセージを紹介する花火も。「孫一同からペット屋のじじへ」と題したメッセージでは「毎年僕たちと一緒に花火をやってくれたじじ。今年のお盆はじじがいなくてとても寂しかったです。天国で花火が見えていますか。今までありがとう」の手紙が紹介され、一輪の花火が夜空に咲いた。西白山台小学校父母と教師の会は同校創立10年に合わせ「子どもたちみんなの笑顔と未来が輝きますように」のメッセージを寄せた。

 コミュニティー放送局「BeFM」は会場から実況中継を行った。花火の打ち上げを担う青森花火副社長の今野義和さんは番組で火薬の平和利用に触れ「日本では『火薬と言えば花火』という状況が続けば」と話した。

 46回目の今年は、大玉を46連発で打ち上げる場面もあった。今野さんによると、全て異なる種類の花火だという。青森の地酒「陸奥八仙」をテーマとしたプログラムでは、八戸出身の内澤崇仁さんがボーカル・ギターを務めるandropの「Yeah!Yeah!Yeah!」に合わせて、仕掛け花火が左右に流れるように打ち上がった。「千鳥足のようだ」と今野さん。

 今年はまちぐるみで八戸を盛り上げようと、八戸市中心街での「はちのへホコテン」や八食センター(河原木)の音楽フェス「八食サマーフリーライブ」と同日に開催した。「みろく横丁」(三日町、六日町)で花火大会チケットを提示すると特典が得られる取り組みも行った。市内のイベントと連携した相乗効果が狙いという。翌23日には同じ館鼻漁港で青森を代表する朝市「館鼻岸壁朝市」も開かれる。

 今野さんは「大切な人と一緒に見てほしいというテーマで花火を打ち上げた。皆さんの記憶に残る一日になればうれしい。花火には火薬としてではなく、人を魅了するエネルギーがある。来年に向けていろいろな工夫をして、このエネルギーによって皆さんに足を運んでもらえたら。懐かしい人と出会えることも、花火大会の魅力」と話す。

 南部地方ではこれから各地で山車祭りが始まり、季節は夏から秋へと移っていく。

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