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八戸せんべい汁研究所ゴールドグランプリ報告会-金の箸をお披露目

B1グランプリのゴールドグランプリの象徴の「金の箸」が披露され多くの市民が祝福した

B1グランプリのゴールドグランプリの象徴の「金の箸」が披露され多くの市民が祝福した

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 八戸の生活雑貨店「花亀」(八戸市十三日町)前特設ステージで10月28日、「B-1グランプリ in 北九州」でゴールドグランプリに輝いた八戸せんべい汁研究所(北白山台)の受賞報告会が開かれた。

八戸せんべい汁の「せ」のポーズで報告会を締めくくった

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 同研究所は、八戸せんべい汁を全国的なブランドとすることやその活動を通じて地域活性化に寄与することを目的として2003年11月に設立。2006年には「B-1グランプリ」を発案・企画・主催し、八戸市で1回目を開催した。その後、第6回までの同グランプリでシルバーグランプリを3回、ブロンズグランプリを2回獲得していた。そして、今回悲願のゴールドグランプリを獲得した。

 受賞報告会には小雨降る中、市民約100人が集まった。報告会の中で、八戸市の小林眞市長から、同研究所に地域活性化に多大なる貢献をしたとして、「はちのへふるさと活性化大賞」の賞状授与も行われた。同賞は今回新たに創設されたもの。

 小林市長は「県外の会議などに出張に行った際に、他地域の首長などから「八戸せんべい汁B-1優勝おめでとう」と声を掛けられる。本当に誇らしいことでうれしい。おめでとうございます」と笑顔で話した。

 同研究所の田村暢英(のぶひで)所長は「やっと悲願の優勝を果たすことができた。応援ありがとうございます。B-1で優勝したので、今後は海外へ向けて、八戸せんべい汁をPRしていきたい」と今後の抱負を話した。

 続いて、ゴールドグランプリの象徴である「金の箸」が市民にお披露目された。これまで獲得した数々の銀の箸や銅の箸も披露し、努力の積み重ねの結果であることが示された。

 報告会終盤には同じご当地グルメ団体「十和田バラ焼きゼミナール」の「舌」校長の畑中広之さんもステージに上がり、お互いの健闘をたたえ合い、これからも共に切磋琢磨(せっさたくま)することを誓い合った。

 最後に、同研究所の応援ソング「進め!まるせ ~汁゛魂~」を市民と共に振り付けを交えて合唱し、報告会を締めくくった。

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