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八戸の観光屋形船が運航再開-震災から1年9カ月ぶり

観光屋形船「新井田丸」は36人乗り

観光屋形船「新井田丸」は36人乗り

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 八戸で東日本大震災の影響で営業を休止していた観光屋形船「新井田丸」が12月4日、営業を再開した。

「新井田丸」の内部は畳敷き

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 新井田丸を運行するブルーカンパニー(城下3)では八戸湾を周遊する屋形船を2隻体制で運航していたが、昨年の東日本大震災で被災し休業を余儀なくされていた。

 今回運行する新井田丸は36人乗り。同市湊町の八戸酒造 男山工場近くの新井田丸乗り場から発着する。

 営業は予約制で(10人~)、昼の部=震災復旧価格(2013年3月31日まで)3,500円(弁当、お茶付き)、夜の部=同5,000円(弁当、せんべい汁、塩辛、ドリンク付き)から。運航時間はそれぞれ、1時間30分と2時間から。運行の予約が入っていない土日には発着所に停泊して、カフェとして営業する(13時~18時)。

 屋形船では、食事や景観を楽しむほか、民謡や手踊り、寄席など独自の楽しみ方をする乗客もいるという。最近では工場の景観を楽しむ人も増え、「屋形船で工場見学ツアーコース」も設定している。

 ブルーカンパニー代表の副島勝雄さんは「八戸港には昼も夜もそれぞれ魅力がある。トイレやカラオケも完備しているので、宴会などにぜひ活用してほしい」と乗船を呼び掛ける。

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