八戸公園(八戸市十日市)の広場「ローズガーデン」で現在、バラの花が見頃を迎えている。
同園は八戸のバラの名所として知られ、例年6月と10月に見頃を迎える。現在、「カナール広場」「花木園」と合わせて3カ所に植わる約300種、約1000本のバラが色とりどりの花を咲かせ、園内には香水のような香りが漂う。同園の小笠原恵子さんは「曇りの日の午前中は香りが最も強くなるので特にお薦め。お気に入りの場所を見つけてバラに親しんで」と呼びかける。
ローズガーデンのシンボルの一つ「白バラのドーム」をくぐった先には、戦後80年に合わせて昨年植樹された「スブニール・ドゥ・アンネ・フランク」がオレンジ色の花を咲かせる。戦中に15歳の若さで亡くなったアンネ・フランクを追悼するために開発された品種だという。
園内の「緑の相談所」ではバラの育て方の相談を受け付ける。相談員の大内智美さんは「バラは愛好家が多いが、育て方が難しいと聞く。一人で悩まず気軽に相談を」と呼びかける。
小笠原さんは「スタッフは冬から準備し、工夫を重ねてバラと向き合ってきた。毎日の世話できれいな花を咲かせていることも知ってもらえたら」と話す。次回見頃を迎える10月には、淡い青色の花を咲かせる「ブルーローズ」のお披露目を予定しているという。
開園時間は9時~17時。月曜休園。バラの見ごろは6月末まで。