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八戸の新羅神社、市民の協力で地震被害の復旧順調 演芸会で歓声あふれる

浜さんの歌に笑顔を見せる柳川さん

浜さんの歌に笑顔を見せる柳川さん

 落語と歌の公演「今そこ演芸会」が7月4日、長者山新羅神社(八戸市長者1)参集殿で開かれた。

古屋敷さんのステージでは手拍子や掛け声が響いた

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 最大震度6強を観測した昨年12月8日の地震で境内が広範囲に被災した同神社。地域企業や市民の協力で順調に復旧作業が進み、6月には参集殿の約50畳の大広間の修繕が完了した。修繕後初のイベントとなった同公演には落語家の古今亭駿菊さん、歌謡歌手の浜ユウスケさん、八戸在住のシンガー・ソングライター・古屋敷裕大さんが出演。テンポの良い落語や歌で包まれた会場には、約30人の市民の笑顔と歓声があふれた。

 禰宜(ねぎ)の柳川泰孝さんのあいさつに続いて舞台に立った駿菊さんは「禰宜(ネギ)の後は駿菊(シュンギク)です」と笑いを誘い、はやし方のあきさんの生演奏に合わせて落語を披露。きらびやかな衣装に身を包んだ浜さんは観客一人一人と握手しながら歌い、中には歌に合わせて踊り出す人もいた。トリを務めた古屋敷さんはギター弾き語りで新曲を披露。アンコールではアップテンポの持ち歌「前途洋々」を歌い、観客が手拍子をしたり、歌に合わせて「ヘイ」と声をかけたりして盛り上がりを見せた。

 柳川さんや家族も客席の後方でステージの様子を見守り、手拍子をしたりSNSに投稿する写真を撮ったりしていた。同公演の収益の一部は、同神社の復旧に生かされる。

 同神社では7月~8月、境内の八坂神社・金刀比羅(こんぴら)神社の例祭「おさかり」(7月13日、14日)や、青森県最大規模のみこし渡御「八戸三社大祭」(8月1日、3日)、江戸時代から続く伝統武芸「騎馬打毬(だきゅう)」の奉納試合(8月2日)など、重要な行事が続く。今後は、県重宝に指定される本殿と拝殿、合祀する神社や参集殿のトイレの補修などを行い、地震前の姿を取り戻すことを目指す。

 「浜ユウスケさんのキャラクターが最高だった」と柳川さん。「地域の皆さんの協力で大広間は復旧できた。参集殿は皆さんの集会所。集いの場として、さまざまなイベントに活用してもらえたら」と話す。

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