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「うみねこ演劇塾」は節目の10回目公演 幅広い世代の出演者が笑いと感動描く

シニア塾の練習風景

シニア塾の練習風景

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 小学生からシニア世代まで幅広い世代の市民が演劇を披露する「第10回うみねこ演劇塾」が来年1月7日、八戸市公会堂文化ホール(八戸市内丸1)で開かれる。

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 多くの市民に演劇を楽しんでもらうために始まった同塾は、毎年参加者を募って発表会を開いている。小中学生・高校生による「ジュニア塾」と60歳以上の「シニア塾」に分かれ、それぞれの参加者が練習の成果を披露する。指導や演出は、八戸市公民館館長の柾谷伸夫さんが務める。

 第1部のシニア塾「歳はとっても…」は、福祉施設を舞台に入居者、施設職員、家族など巻き込んだ「南部弁で抱腹絶倒の物語」を描く。第2部のジュニア塾「たたかいはキズナから!!」は、対立するカエルとウミネコの集団が仲間となり、「鷹」と対峙(たいじ)する物語。柾谷さんは「シニア塾はおなかを抱えて笑うと思う。ジュニア塾は一生懸命な子どもたちに感動できる」と話す。

 今回の参加者の最年長はシニア塾の81歳、最年少はジュニア塾の小学校2年生。ジュニア塾は10月から、シニア塾は11月から約20回の稽古を行い、準備を進めている。10回目を迎える今回は「毎年参加している参加者が多いが、今回が初参加の新人も多数参加している」と言い、本番に向けて熱がこもる。

 柾谷さんは「今までの10年分、積み重ねてきたものが見られる充実の舞台となっている。ぜひ観覧してほしい」と呼びかける。

 13時30分開演。料金は、前売り券=600円、当日券=700円(大人・子ども共通)。全席自由。前売り券は八戸市公会堂、八戸市南郷文化ホール、八戸ポータルミュージアムはっち、ラピア、八戸市民劇場で取り扱う。

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