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八戸家畜市場で1歳競走馬の競り市 売却率77.8%で昨年上回る

競走馬競り市の様子

競走馬競り市の様子

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 八戸家畜市場(青森県南部町埖渡)で7月3日、2017年生まれの競走馬(サラブレッド)1歳馬の競り市「八戸市場」が開かれた。

最高値となったドルフィンルージュ29の4

 八戸市場は1956(昭和31)年から行われる北海道外では最大規模の1歳市場。これまで2001年のG1レース「阪神ジュベナイルフィリーズ」を制したタムロチェリーなど活躍馬を輩出している。昨年はこの市場の総売り上げが11年ぶりに1億円を突破するなど、市場・牧場関係者の努力で近年活況を取り戻している。

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 今年は青森県や北海道で産まれた1歳のサラブレッド36頭が上場。昨年から20組を上回る全国から集まった112組の馬主や関係者たちが血統や馬体に目を光らせて競りに参加した。

 今年の最高値は諏訪牧場(七戸町)が生産した「ドルフィンルージュ29の4」(牝馬・ 父リアルインパクト)で831万6,000円(税込み)で取り引きされた。競り全体では上場馬36頭のうち26頭が売却され、売却率は昨年の77.5%を上回る77.8%を達成した。競り落とされた馬たちは調教を積み、早ければ来年2019年の夏に競馬場でデビューを迎える。

 青森県軽種馬生産農業協同組合の山内正孝組合長は「昨年と比べて頭数が減った影響で総売り上げは減少したが売却率は上回ることができた。今後も青森ならではのいろいろな種牡馬の子どもが上場される市場にして、一つのセールスポイントにしていきたい」と話す。