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八戸市の小学生が全国発明アイデアコンテストで最優秀賞

最優秀賞に輝いた知野和仁くん

最優秀賞に輝いた知野和仁くん

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 八戸市少年少女発明クラブに所属する知野和仁くんが1月23日、「第4回樫尾俊雄発明アイディアコンテスト」の低学年の部で最優秀賞を受賞した。

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 樫尾俊雄発明記念館(東京都)が主催する同コンテストは、発明で社会に貢献する喜びを子供たちに知ってもらおうと全国の小学生を対象に開催。4 回目の開催となった今回は「人の役にたつもの」「日常生活に便利なもの」「未来の世界であったらいいなと思うもの」の3 つのテーマで発明アイデアを募集し、全国19 都道府県から174 作品の応募が寄せられた。

 八戸市立小中野小学校3年の知野くんは今年度から参加している「八戸市少年少女発明クラブ」でチラシをもらって応募にチャレンジした。応募したアイデアは「みんな安心ゴンドラ君」。隔離や入院している人、身体の不自由な人など、誰でも部屋ごと外に出られたり、行きたい場所に行けたりするゴンドラで、新型コロナウイルス感染症のニュースから全国で多くの人がつらい思いをしていることを知ったことや、感染拡大以降会えていない98歳の曽祖母に会いたいと思ったことから考案したという。

 「クラブや学校の先生が今回の受賞をとても喜んでくれた。これからも人の役に立ったり、世の中が明るく楽しくなったりするものを発明したい」と話す知野くん。将来の夢は「災害やコロナでもがんばっている自衛隊員になりたい」という。

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