八戸港に大型客船「ぱしふぃっくびいなす」寄港-セレモニーや船内見学も

記念品を手渡す小林眞八戸市長(左)と由良和久「ぱしふぃっくびいなす」船長(右)

記念品を手渡す小林眞八戸市長(左)と由良和久「ぱしふぃっくびいなす」船長(右)

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 八戸市の八太郎4号埠頭(ふとう)P岸壁で5月14日、日本クルーズ客船(大阪市北区)の大型客船「ぱしふぃっくびいなす」八戸港入港歓迎セレモニーが行われた。

船内見学へは大勢の市民が申し込みした

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 同客船は、総トン数が2万6594トン、全長183.4メートル、乗客数644人で日本の大型客船で2番目の大きさを誇る。「春の日本一周クルーズ」で、5月6日に横浜港を出発し、神戸、御手洗、壱岐島、隠岐島、福井、函館と寄港し、最後の寄港地として八戸港へ入港した。

 歓迎セレモニーでは、小林眞八戸市長が「この5月には八戸市を含む三陸地域が三陸復興国立公園に指定される。海の幸、山の幸はもちろんB級グルメグランプリで金メダルに輝いた八戸せんべい汁など食の魅力もたくさんある。ぜひ、楽しんでいってほしい」と歓迎のあいさつ。

 記念品として八戸市や関係者から、同船や乗船者に「八戸えんぶりデザインの彫金」「南郷区特産ブルーベリーワイン」「イカの珍味」「種差海岸クリアファイル」「国宝合掌土偶のレプリカ」「日本三大駒 八幡馬(やわたうま)」「民芸品 南部菱差し」などが送られた。

 セレモニー終了後、乗客は「八戸えんぶりミニ烏帽子(えぼし)製作体験」「八幡馬絵付け体験」「琥珀(こはく)勾玉(まがたま)アクセサリー体験」などを楽しんだり、八戸市や周辺での「南部藩ゆかりの八戸」「イチゴ狩りと里山南郷・山の楽校」「十和田湖と奥入瀬渓流ミニウォーク」などのオプショナルツアーへ出発したりした。

 また一般市民対象の船内見学会も行われ、80人の定員に238人が応募し、大型客船への関心の高さがうかがえた。

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