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八戸で「フードテックEXPO」 全国から40社が出展、「血抜き」の講演も

血抜きの解説をする津本さん

血抜きの解説をする津本さん

 「HACHINOHEフードテックEXPO」が5月12日、13日、HOC(ホック)コネクトホール(八戸市卸センター1)で開かれた。

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 飲食店や食品製造に取り組む企業や個人事業主に新しい技術や商品を知ってもらおうと、中居食品容器(卸センター2)と厨房(ちゅうぼう)機材の修理・販売を行うウインズ(新井田)が開催。ラップや容器などの消耗品、冷蔵庫やショーケースなどの大型機械などを取り扱う約40社が全国から参加した。

 中居食品容器の中居翔三社長によると、近年はフードロス削減を掲げる企業が多く、冷凍保存技術の革新が目覚ましいという。会場ではエタノールを使った冷凍機、製造コストを下げながら冷凍保存やレンジでの加熱にも対応した食品容器などを展示。新しい機材を前に腕を組み、じっくりと品定めする来場者の姿も見られた。

 この日は魚の血抜きをテーマにした講演も。包丁などの機材を取り扱う企業「水流」(宮崎市)の社長で、「魚仕立て屋」としてチャンネル登録者数24万人のユーチューブチャンネル「究極の血抜き津本式」を運営する津本光弘さんが登壇した。血抜きをすることで魚の腐敗を遅らせ、魚の品質を高めることができることや関連商品を紹介し、血抜きの実演も行った。津本さんは「魚を扱う職業では、大量の魚を仕込まなくてはならないことも。効率よく作業ができるように、器具の開発にも力を入れている」とす。

 「近年は原材料不足が深刻で、プラスチックなどの石油化学製品の価格が高騰している」と中居社長。「厳しい現実と向き合わなければならないが、プラスに捉えれば、取り扱う商品へのはっきりとした意見やトレンドが表面化するチャンスでもある。世界情勢もあって、食品容器や製造機械が注目されている。展示会を通し、食に関わる仕事をする人々以外にも親しみを持ってもらえれば」と話す。

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