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八戸で「ともしびチュロス」のチャリティー販売会 小児がん支援団体とコラボ

tomoshibi+代表の米田親弘さんとkome kome churros代表の沼田和也さん

tomoshibi+代表の米田親弘さんとkome kome churros代表の沼田和也さん

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 チュロスを販売するショップ「kome kome churros(こめこめチュロス)」(八戸市鍛冶町)と小児がんの子どもや家族を支援する団体「tomoshibi+(ともしびプラス)」がコラボした「チャリティーチュロス販売会inラピア」が11月23日~26日、八戸ショッピングセンターラピア(江陽2)で開かれた。

「ともしび」の文字をかたどった「ともしびチュロス」

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 同ショップ代表の沼田和也さんと同団体代表の米田親弘さんは、10年来の友人。同団体の活動を広く知ってもらおうと、沼田さんが米田さんに声をかけた。沼田さんは団体名の「ともしび」の文字をかたどったチュロスを作って販売した。沼田さんは「一つ一つ絞り袋で文字を描くため出来上がりは毎回違う」と笑顔を見せる。

 米田さんの娘は、生後4カ月の時に骨髄性白血病を発症。青森県内で闘病生活を送る中で小児がん支援の輪は小さく、青森県内には当事者を支援する団体もなく、心細い思いをしたという。「自分たちの経験から、同じ境遇の人々に少しでも寄り添い、役に立てる存在になれれば」と、2020年5月に夫婦で同団体を設立。現在は八戸市のほか、青森市や弘前市でも活動している。

 米田さんは「青森県小児がん啓発キャラクター『ともしびちゃん』『ともしびプラス』の名前をぜひ憶えてもらい、もし周りに困っている人がいたら私たちの活動を教えてほしい」と呼びかける。

 売上金の一部はtomoshibi+の今後の活動で活用する。来年2月15日には国際小児がんデーに合わせ、八戸市内で啓発活動を行う。

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