青森県三八地域と岩手県二戸市の「南部氏」にゆかりのあるスポットやおしゃれスポットを紹介するパンフレット「南部氏x 女子旅」を3月下旬、青森県三八地域県民局が作成した。

　パンフレットは2019（平成31）年度から2カ年で実施した「歴史を紡ぐ三八地域広域観光事業」の一環。地域の歴史・文化資源を活用し、広域での観光誘客を目的に、三八地域と二戸市の8市町村をエリアとしてパンフレットを作成した。A5版32ページ。

　パンフレットでは南部氏ゆかりの城跡である、八戸市「根城」、南部町「聖寿寺館跡」、三戸町「三戸城」、二戸市「九戸城」を紹介するとともに、周辺にある女性の関心が高いスポットを組み合わせた観光コースを提案している。地域特有のグルメや伝統工芸品、女性が好みそうなおしゃれなグッズも紹介している。

　青森県三八地域県民局地域連携部主幹の谷川育子さんは「今回は、情報発信力の高い『女性』をターゲットに、女性が目を引くようなデザインを目指し、三八地域管内市町村の女性職員やVISITはちのへの女性職員の協力を得ながらパンフレットを作成した。パンフレットには、2人の女性が旅をしている様子のイラストが描かれているので、この2人と一緒に旅をするイメージで『女子旅』を楽しんでほしい。パンフレットは数に限りがあるので、お手にした際はぜひ見ていただければ」と話す。

　パンフレットは青森県内の観光施設、青森県外では東京、仙台市、盛岡市などの観光情報拠点で配布する。「VISITはちのへ」のホームページからパンフレットのデータをダウンロードできる。